■諏訪部順一さんを聞き直してみた。「X -エックス-」(TVアニメ)

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※改めて全話(現在手元にある分のみ)を見た感想です。未視聴の方には激しくネタバレになると思います。ご注意下さい。

「X -エックス-」は原作のマンガも既刊は全て読み、劇場版も見て、TVアニメもほぼ放映当時に見ているので、今回は諏訪部順一さん演じる封真が登場しているところを中心に見直しました。(それ以外は時短も兼ねて早送りでスルー。(^_^;))

第1話は思っていたよりもずっと出番が少なかったなぁという印象でしたが、その後は一気に見てしまうと・・・・・・いやまぁ実は半年アニメのわりには出番がありそうでないというか(主人公以外の他キャラと比べればやはり多いと思いますが)、出てきてもペラペラとは喋ってくれないというか(苦笑)。

封真は前半はとにかく優しくて穏やか。
諏訪部さんの声もまろやか。
主人公に対しても家族に対しても、ちょっと綺麗過ぎるくらいあたたかな情に溢れた爽やか青年役です。そういやアニメは原作以上にスポーツマンなエピソードがありました。(途中で激変するから特に綺麗なキャラに設定されてるのかな?)

それが後半ある出来事を境に、分かりやすくいえば白が黒に、善が悪になったかのような真逆の変貌を遂げます。ので、諏訪部さんの演技も以降はがらりと変わります。
最終的に(細かい説明がないので流れた映像から想像すると)封真は前半の人格に戻ったっぽい(穏やかに笑んでいましたが、一体どういう状態なのかものスゴく気になります。豹変以降の記憶が全くないのかな?記憶があってあの穏やかさは有り得ないと思うんですが)ですが、そこでのセリフはないので諏訪部さんの声だけに注目すると前半の声色に戻ることはなくアニメは終わります。

前半の声は原作のマンガのイメージ通りでした。
劇場版の成田剣さんよりも個人的には合ってたと思います。成田さんだと設定(高校2年生でしたっけ)よりも大人過ぎるな~と感じていたので。

後半は、原作のマンガとアニメに段々と違いが生じてきていたので、アニメのあの封真ならあのいかにもな低音の艶やかなラスボス声が正しいとは思います。
けど、半年で終わらせる為なのか封真の変貌後のキャラが単純な感じになったこと自体が残念ですねえ。

原作の(特に最新巻に近い方の)あの善でも悪でもあるようでないような、善と悪が独特の価値観で混ざったような、複雑な設定というか、表情や言動がひたすら謎な封真がアニメでも見たかったし、それを演じる諏訪部さんが超聞きたかったです。
穏やかに微笑みながら街を破壊するような封真の方が、さぞかし聞き甲斐のある声(演技)が聞けたんじゃないかなぁとか思うんですよね。・・・以前の記事にも同じようなこと書いてますが(苦笑)。

あとこれは多分作品側が狙っているんだと思いますが、封真と主人公の関係が・・・というか、封真の主人公(♂)に対する言動が・・・時々「え、それする?」と思う感じがあって、そんな時の諏訪部さんの演技にはどきっとしました。
もしかすると、泣きそうな相手を優しく抱きしめたり、顔から流れ出す相手の血を首筋辺りから上へと舐めとったりする映像と一緒に聞かなければ気にならない程度なのかもしれませんが(苦笑)。・・・いいやでも、特に人格が変わった直後のアレコレの時の諏訪部さんの声は確かにエロかったぞ!(笑)

原作のマンガがいつか連載を再開し、終わったら(結末は劇場版が"封真の死"、TVアニメが"主人公の死"だったので、マンガは"ふたりとも死ぬ"か"ふたりとも生きる"のどちらかでしょうかね?)、TVアニメ版のキャスト陣でドラマCDでも出してくれないかな~!アニメ化されてないところを!無理だろうけど!(涙)
そもそも連載再開の気配がないですし、万が一再開してもいつ終わるの?って感じだろうし、数年かけて終わったとしてもまた新たにメディアミックスが起きるとは限らないし、なったとしてもこれだけ間があくとCLAMP作品はキャスト陣がさらっと一新する気がする・・・。=諏訪部さんの封真の新たなものが今から聞ける可能性は、限りなく0に近い。・・・・・・だよね。(T_T)

●セリフメモ
「あ、いっけね」
第1話に出てくるセリフ。封真のようなタイプのキャラがこんなこと言うんだ、と思った所為で妙に耳に残りました。
原作にこのセリフがあるかどうかは未確認ですが、あったとしたら逆に私の中の封真像って原作者の意図したものとは違っているのかもしれない・・・(苦笑)。
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