■英雄 感想

いや～色彩がすんごい目に痛いくらい鮮やかでございました。
映像も「１枚の絵画」が何枚も出てくるかのように綺麗で、おそらくは計算されつくしたものばかりで、それには純粋にスゴいなぁと思いました。

ストーリーに関しては、全体的には惹き込まれる感じはあんまりありませんでしたが(オイ)、ひとつとても個人的にはツボなところが！
秦の皇帝が無名(主人公の名前)の嘘を見抜き、真実を推測した時に色合い青バージョン(何を言っているのかわからない方は映画を見たらわかるかと／コラ)で語られた残剣と飛雪の関係！

カッコ良かった～！(>_<)

あぁいう関係って"究極"って感じでとってもツボでした。
無名の嘘話(という言い方で正しいのかな？)として最初に出てきた色合い赤バージョンのふたりはどうよと思いましたが(苦笑)。

が。

とか思ったのも束の間、無名が語り出した真実(色合い白バージョン)＋更なる昔語り(色合い緑バージョン)でふたりの関係がまた違う感じに。
短編ものだと考えるなら、色合い青バージョンがガツンて感じで(どんなだ･･･)いいなぁと思いますが、この色合い白＆緑もなかなか好みでございました。

･･･でも、真実編のふたりの関係って痛い、痛いよ･･･。
同じような究極系ですが、秦の皇帝推測編よりも痛いです！(T_T)
(映画そのものが最終的に私としては痛いなぁと思いましたが)

というか、無名って主役というより語り部みたいな感じでしたね。
残剣と飛雪のドラマの方が「ドラマ！」って感じで･･･まあそのまんまそれをメインにした映画になっていたら、それはそれでありがちなお話になっちゃっていたかもしれませんが。

重要だけれど短い。
でも、短いが故の濃さがある。
だから「いいな」と思えるのかもしれませんねえ。しみじみ。

･･･って、私はナニモンですか(苦笑)。

いや、単に「色合い青バージョンの残剣と飛雪の関係が好き！」と言いたかっただけなんです。ハイ。ピンポイント過ぎる気もしますが、いいもん見ました。(^-^)