■マイティ・ソー 初見ながら感想

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平良
監督:ケネス・ブラナー
出演者:クリス・ヘムズワース、 ナタリー・ポートマン、
アンソニー・ホプキンス、 浅野忠信
収録時間:115分
レンタル開始日:2011-10-21

Story
『アイアンマン』『スパイダーマン』などを生み出してきたマーベル社が贈るヒーローアクション。神の世界の戦士・ソーは、その傲慢さから神の国を危機にさらしてしまう。それに怒った父・オーディンは、ソーの力と権力を奪い地球に追放するが…。 (詳細はこちら

「マイティ・ソー」を見ました。吹き替え+字幕出しです。
▼以下、見ながら感想になります。

ヒロインらしき人の声優さんは坂本真綾さん。女優さんがナタリー・ポートマンだからですかね。信念が強過ぎて気が強そうな女の人だなぁ。

この映画、確か北欧神話がネタのベースになっているんですよね?
オーディンとかロキとか出てくるハズ・・・。
※ロキの声が平川大輔さんだと聞いて見ています(笑)。

オーディンはアンソニー・ホプキンス!個人的には意外な配役です。

映像・・・いつの間にやら時代の流れで、もうこの程度は当たり前になっちゃいましたね・・・。びっくりしなくなりました(苦笑)。

主人公、ソーの声は三宅健太さんです。
三宅さんの声のイメージって、私の中では大柄なコワモテの黒人さんな感じなので、ソーみたいな金髪の白人イケメンさんだと(マッチョだけど)ちょっと違和感が。
慣れるかなぁ。

事前情報がなかったので、ソーがけっこうやんちゃでびっくり。
そして浅はか(笑)。
平川大輔さんなロキに囁かれて、父親(王様)に逆らってまで敵と戦う気満々になってしまいました。

ていうか、ロキをやっている平川さんの声・・・少なくとも最初に喋ったシーンの声は、これまでたくさん聞いてきたハズなのにちょっと新鮮!一瞬、「え、あれ?平川さんだよね?情報違ってた?」と迷いました。
低くて少し濁った声に聞こえるからかもしれません。
ロキはずっとこの感じなのかなぁ。なら楽しいかも。でも最後までこの喋りではなさそう・・・。最終的には声を張り上げて叫びそうな気がします。だってどう見てもロキってアレですよね、コレ(笑)。

あ、でも次に喋った時はよく聞く平川さんの声でした。最初のシーンは囁きに近い感じだったから違う風に聞こえたのかな。

ソーの仲間(ソーは"友よ"と言ってますが)に咲野俊介さんがいますね。
低めの太い声です。
「クリミナル・マインド」と「シークレット・ガーデン」の間くらいの高さでしょうか。でも見た目はヒゲもじゃで若くない・・・。

そしてソーの仲間で気になるといえば、浅野忠信さん。
よく知っている海外の俳優さんと日本の俳優さんが一緒にいるって、今でもまだ不思議な感じがします。なかなか慣れない。
浅野さんの吹き替えは浅野さんご本人らしい。

ロキがソーの傍で出す声が好きです(笑)。
こういう落ち着いた平川さんの声って素敵だなぁ。(*^_^*)

もうすぐ王様になるハズの人物が、周囲の反対を押し切って少数精鋭で敵陣に乗り込んで、戦わずに済むチャンスがあったにも関わらず、敵に言われた言葉にぶち切れて喧嘩(戦争とは言えないような)を始めちゃうって・・・ダメダメじゃん。
この映画はこんなダメダメなソーの成長物語なのかな?

ヘイムダルとか、聞いたことのある名前がちらほらと出てきます。
ちょっと楽しい(笑)。オーディンはやっぱり馬に乗ってないと!

ソーは父親に激怒されて追放に。で、地球に来た(落ちた?)模様。
色々叫んでいますが、これじゃあ勘違いされますね(笑)。
あっという間に気絶させられました。
気絶させられるシーンはちょっと笑えた・・・。三宅さんの演技が楽しい(笑)。
力を失い、気持ちだけが尊大なまま空回るソーが急にかわいく見えてきました。
ギャクキャラだよ、これ(笑)。

ロキとかオーディンとかヘイムダルとか、そういう名前をソーが出した時、この映画の現実世界(地球)の人達はどういう反応をするんでしょう?
調べれば有名な名前のハズだし、「あの神話の?あんた頭おかしいんじゃないの?」という感じなのかな?ロキ達北欧神話の名前が知られていない世界ではないんですよね?
って、そういえば最初の方で「伝説として地球に名前が残る程度になった」みたいなことをオーディンが言っていたような。

なら、ホントまんま映画を見ている人達のいる"現実世界"と同じ設定の世界にソーがやって来たってことですか。
・・・いや、たまにあるじゃないですか。その物語の世界ではその歴史はないとかその知識はないとかいう特殊設定。
いわゆる現実世界とそうじゃない世界やキャラが絡む話では、毎度必ずこのあたりのことが私は気になります(笑)。

ロキの左手のことが気になります。
そしてもっと気になるのは、ロキのその風貌や雰囲気で「ロキは昔からいたずら好きだが」とか言われていること!
ロキが北欧神話で"いたずら好きな神"と言われているのは知っていますが、このロキにそれ言われてもぴんときませんて。
すんごい質の悪いことをしそうなんですけど(笑)。
しかも「昔はいたずら好きだったが」ではなく「昔からいたずら好きだが」って、要するに"今でも何かしらやらかす"ってことですよね?・・・・・・想像出来ません!( ̄口 ̄)

あ、ロキが左手を気にしていた意味が分かりました。なるほど、そういうことか。
一気にロキが私の中で自己中キャラから悩める青年に(笑)。
最後で救われてくれないかなぁ。

オーディンが胸をおさえて倒れるって・・・。"オーディン"は無茶苦茶強いイメージなので、なんだか変な感じ。

ソーは力を失ってからの方がかなりキュートになりました(笑)。
これはけっこう好きかも。

エージェント(政府関係者)風な人の声に村治学さん。
村治さんの柔らかい声と顔が微妙に合ってないような・・・(苦笑)。
ていうか、この人達は何なのさ?

「(ソーが口にするのは)北欧神話に出てくる名前だぞ」と言い、深く関わらない方がいいとヒロインの仲間が進言するシーンがありました。あ~すっきり(笑)。

うわ、次に場面が異世界側に移ったら、ロキが王になってました。びっくり。
オーディンは眠りに入ったそうです。
平川さんの声が黒いわぁ。したり顔で王になる気満々で、さっきちょっと抱いた同情心がさくっと消えそうです(単純)。

ソーのマイペースっぷりが面白いなぁ。異世界ものにはよくあるズレてるネタですけど。この話って、このあたりを長く使えば"追放→成長→帰還"で三ヶ月の連ドラくらい出来そうじゃ(笑)。

ロキがいけしゃあしゃあと眠りについたオーディンの前で母親(ロキにとっては養母)と話をしています。
平川さんの声、やっぱり好きだなぁ。いい声だ。
お母さんの発言から、ロキはソーを何とかしようとしそうですねえ。地球に乗り込んで来そう。

ヒロインに上着をかけてあげ、約束をし、待機させる紳士なソー。
力を失っているくせにスゴい警備の中、突進していくソー。
その無茶な前向きさはいっそ清々しい・・・。
けど、よく考えてみると、地球に来てからもまったく一切これっぽっちもめげてないぞ、ソー。こんなんで「俺が浅はかだった・・・」とかって反省&成長するんですか?(笑)

ソーは無事、自分の武器のある場所に辿り着きますが、これは警備側の意図みたいです。誰にも動かせない武器をソーがどうするのか観察するらしい。
ソーならあっさり動かせるのかと思いきや・・・あれ?ダメみたいです。ソーは捕まってしまいました。でもまぁここでショックを受けてめげないとダメだよね!

捕まったソーに語られる話から、力が無くなってもソーは地球のプロと渡り合える、特殊な訓練を受けたかのような強さを身につけていると判明。地球でも十分に強い部類に入るんですね。

ロキ登場。
ついちゃダメな嘘ついちゃった・・・。これだと最後に和解は無理かなぁ。

しかしソー役の俳優さん、めっちゃ目が青い!綺麗だなぁ。

ロキにもソーの武器は動かせない模様。
ざまぁみろと言いたくなるのはキャラとして正しいですね(笑)。
平川さんの表向き良い奴なイヤな演技がいい感じです。
これ、もっと後までロキの策略を隠していたらどうだったんだろ・・・。でもまぁ読めちゃう設定だし(笑)、変にもったいぶっても「そうだと思ってた」で終わりそうだから、早めにバラしてその様を楽しむ方がやはり正解っぽい。

ソーが反省中!
地球で知り合った人達に「ありがとう」とか「すまない」とかきちんと言うところ、好きです。傲慢だけれど育ちが良いおぼっちゃんて感じ。
お酒飲んでいるけど、地球の酒で酔うのかな?

ロキは暗躍中。
ますます可哀想な面が薄まっていきます。あ~腹立つわ。
平川さんの声でもイヤな奴はイヤですね!(笑)

地球にいるソーはやっぱりいい感じです。
衣装も普通の服だし、笑顔がかわいい。気がつけば三宅さんの声もすっかり慣れちゃったなぁ。こういうキャラを演じる三宅さんをもっと聞いてみたいです。

あら、なんだかヒロインとソーがいい雰囲気になってきました。
お互い最初からそこそこ好意的だったし、嫌悪感を抱く理由も別にないですが、こんな雰囲気になるほどのエピソードってあったっけ?(笑)
って、夜ふたりで話しているだけですが。
ていうか、もし恋に落ちたとしても、このふたりってどうなるんでしょう?そもそも寿命が違いそうだし、ヒロインがソーの国側(世界側)に行ける気もしない・・・。

ソーの仲間達が動き出しました。
ロキ、人望ないわ(笑)。
浅野さん、台詞は多くないですが要所要所で的を射たいい台詞を言いますねえ。

お~やっぱりソーの笑顔かわいい!
朝ご飯手伝っててかわいい!

地球に来たソーの仲間がその格好で浮きまくってて笑えた。
周囲をまったく気にしていないところが素晴らしいです。
ソーとの再会の仕方もいい感じ。普通に仮装した人達が仮装していない人と会っただけじゃん(笑)。
そして時間は超短いですが、映画序盤の絡み方よりも余程仲が良さそうに見えます。

ロキがキレ始めましたねえ。身内やっちゃった。(死んではいないかも?)

ファンタジーな存在と現実世界の警官とか軍隊が対峙する(衝突する)シーンって、よく映画なんかでは見ますが・・・いつもどこか滑稽ですね、現実世界側が。あわわわ!みたいな感じになったり、そうじゃなくても一瞬抹殺だったり。
というか、ソーの仲間が弱いのかロキの刺客が強いのか。
仲間達、もっと頑張って活躍して~!(>_<)
ソーを抹殺する為の刺客だからめちゃ強いのかな。でもソーは今人間だし・・・。
でもロキが刺客を送ったのは仲間達が地球に行った後で、ロキは彼らが行ったことも知っていたハズだし(出発を遠くから見てましたよね?)・・・うん、強い刺客なんだ。きっとそうだ。みんなぶっ壊しちゃえ!というつもりで送り込んだ刺客なんだ。
にしても、もう少し活躍させてあげて下さい・・・。

「死んでも語り継がれるからいい」的なことを言った仲間に対して、「生きて自分の口で語れ」と言ったソーが男前。
周囲の人を「友よ」と呼ぶソーがちょっとツボです。
いや~ソーって『アベンジャーズ』にも出ているんですよね?見る予定はなかったんですけど、ちょっと見たくなってきました(笑)。

ロキに「悪かった」と言うソーにびっくり。
「俺の所為で怒っているんだな」的なことを言い、「俺の命をやるから終わらせろ」なんて・・・ハメられて怒らないどころかめっちゃ成長したね!早っ(笑)。
もう少し成長する過程をゆっくり見たかった・・・。楽しそうなのに。

ロキの刺客がソーを殺すつもりの一撃がシンプルでした。
いやいやいや、もっと派手に確実にやらないとダメじゃんロキ。
主役だし死なないから(笑)、怪我もあの程度じゃなきゃダメなのは分かりますが。
そしてロキの刺客が甘かったので、ソー完全復活(笑)。
何気に驚くヒロインに「え、信じてなかったの?」と思っちゃった・・・。けど、すぐ笑顔になったから受け入れた様子。

復活したロキは強く、さっくりと刺客を倒します。
村治さん声のキャラが再び登場(この前にも出ていますが)。
なんだか急に態度が軟化しました。ソーがどう見てもただ者ではないと分かったから?
ロキがやっちゃった身内も復活しました(でも弱ってるみたいだから危ないかも)。ロキは詰めが甘いなぁ。

戻る前にヒロインに「必ずお前の元に戻ってくる」とか言っちゃってます、ソー。
え~いいのかそんなこと言っちゃって(笑)。
キスしそうでしない→手にキス、の流れにぷち萌えていたら、その後がっつりとキスしちゃいました。・・・うん、するよね。
すると思ってたよ(笑)。アメリカの映画で、微妙な空気が流れてキスしそうでも最後までしなかった主人公とヒロインなんて、「コンスタンティン」以外見たことがない気がするくらいだもの。
しかしここで愛し合ってますレベルまでいっちゃうか~。ちょっとついていけてない気分です。もっとふたりの日常があれば良かったのになぁ。時間ないけど。これでも二時間近いんですよね、この映画。

あれ、ロキが自分が引き入れた敵を倒しちゃいました。なるほど、そうくるのか。
でも母親の前でソーに攻撃したらまずいんじゃ・・・?
しかしロキは敵国を滅ぼしてどうしたいんだ?
あ、父親に認めてもらい、立派な王になりたいらしいです。
う~ん、元々は可哀想なハズなのに、ここまでくるとどうしたらいいのやら(苦笑)。
平川さん声にやはりどこか"根っからの悪人じゃないの?"と思ってしまいたくはなりますが。

ソーはなんかもうすっかり変わっちゃって平和主義です。
自分が乗り込んで倒そうとしていた敵国を案じるし、こんなんでも弟だからロキとは戦えないと言うし。

ロキが泣き出した・・・。
ヒロインのことを持ち出してソーを刺激。
ソーがようやく戦い始めます。・・・てか、それもどうなの・・・。

そして苦しい(苦しかった)のだと訴えるように戦いながら涙をこぼしたハズのロキが、泣きの演技+小狡い技を使います。
序盤の戦いでも見せた技(能力)なので、アレはここにきての伏線だったわけですが・・・また見るまですっかり忘れてました(笑)。
今のソーならロキを殺すことはないとは思いましたが、あれは・・・あのまんまにする気?
自分の武器が重いからって重石代わり!(笑)

というか、ここで初めてロキが「マイティ・ソー」と呼んだような気がするんですが、なんで?ソーはこれまで周りの人には名前かフルネームか友とか兄上で呼ばれてましたよね?"マイティ"って何?
しかしよく見ていると、段々とロキがゴ○ブリに見えてきた・・・(苦笑)。

あ~虹の橋を打ち壊しちゃった。ヒロインとはもう会えなくなる?
(でもここで、ヒロインの元に戻りたいが為にこの手段を選ばなかったら、ヒーロー失格ですが)
オーディンが目覚め、結果的にロキは自殺みたいに自ら手を放しましたが(和解もなく誰にとっても救いがないですね)、あれはどこに吸い込まれていったの?もしかして地球に落ちていたりして。
ともかく、現時点ではロキは死んだ扱いをされています。

しかしあの食事会はどういう・・・。ロキを悼む会じゃないよね、ソーの仲間が武勇伝を話していたし。ていうか、あんな奴だけど赤ん坊の時からいたんだから、もっと哀しんであげて下さい(苦笑)。
あと、オーディンはもっと激しく落ち込んで下さい。しばらく大反省して下さい。
そもそもは貴方が敵国の赤ん坊を勝手に連れてきちゃったことが原因だと思います。

ソーは虹の橋が壊れた為に地球に行けなくなったこと、ヒロインに会えなくなったことが気になって門番のヘイムダル(ロキにやられた?!→自力で弱ってはいたけれど復活→無事に復職した模様)と話しますが、地球へと行く方法は他にもある的なことを言ってますね。ヘイムダルには地球の様子が見えるようだし。どこかで繋がってはいるのかな。
関係ないですが、ソーの仲間の女性はソーが好きなんだろうなぁ。
ラスト、ヒロインはソーを捜しているし、次作が普通にありそうですねえ。
地球に行く方法は完全にはなくなっていないらしいし、ソーはまだ王になるつもりはないみたいだし、オーディンは復活したし(完全復活なのかは分かりませんが←オーディンのような神に寿命ってあるんですか?)、ロキはあれなら生きていてもおかしくないし、ロキがダメなら別の敵を出しちゃえばいいし(笑)。

・・・ロキ、巡り巡って何エピソードかの後にはソーと一緒に戦ったり、王になったソーの隣りにいたりしないかな・・・そうしたら萌えますけど!負の感情はガッツリありますが、ソー自身とは直接的な確執があるわけじゃないのに。
どうなんだろ~↑こんなことを期待するのはさすがに無理かな?色々やっちゃいましたもんね、ロキ・・・。
 
なんかこう、ツッコみたいところも多々ありますが、総合的には楽しかったです「マイティ・ソー」
"マイティ"の意味が結局分からなかったけど。←見落としてるだけかも?

で、エンドロールの後にありました、次作に繋げる気満々の意味深映像!(笑)
※たまにこのパターンがあるので、必ず最後の最後まで見るようにしています。
あ~ロキ・・・やっぱり生きてた・・・。顔に傷があるし、人間には見えてないっぽい?けど、生きてはいてもダメな方向だぁ。
しかも、人間には姿を見られずに色々と囁いて利用しそうな気配が。
ヒロインや仲間達に手を出しそうですねえ。
ソーの弟だったことなんてまったく関係ない、ただの悪役になりそうだなぁ。殺さなければ止められない、みたいな。
でも大物悪役にはなれなさそう・・・(苦笑)。
次作があるとしたら、ロキも絡むだろうけどそれとは別な悪役も出てきそうですね。

というわけで、「マイティ・ソー」の感想でした。
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